歯のトラブルを早期に発見できる自己チェックの利点を述べたデンタル情報サイト

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歯周病を発見するための自己チェックポイント

歯周病が招く歯のトラブル

歯周病も虫歯と同じく、歯のトラブル原因として有力な要因です。
進行状況次第で歯と歯茎にダメージを被ることになり、歯茎が患部なので、歯茎から症状が進行していき、軽度歯周炎や歯肉炎による、歯茎の炎症、歯を支える骨が溶け出したことに起因した歯のぐらつき、歯根の露出及び前述の諸症状の深刻化といった症状に見舞われるでしょう。

歯周病の段階は軽度・中度・重度の三段階に分類されます。
症状が進む程、治療に要する時間が増える上、歯周病は基本的に寛解することはあっても、完治することはありません。
分かりやすく言えば、再発リスクのある病疾患なのですが、抗生物質による対症療法以外はデンタルケアを重ねて、症状の改善を図るしかなく、最悪、抜歯もあり得ます。

歯周病の自己チェックポイント

歯周病は虫歯ほど、早期発見による早期治療の効果が目に見えて現れるとは言えないものです。
やはり、早期に発見した方が早く対策を始められる分、歯や歯茎のへのダメージは抑制しやすくなりますし、完治は望めなくても、早期の寛解につなげることができます。
寛解以後はデンタルケアを徹底することで、再発防止に一定の効果が望めます。

結局、歯周病においても、歯科医院での定期検診を短いサイクルで受けるのが、有効な対策でしょう。

なお、歯周病の自己チェックを行う場合、視覚的には歯茎の腫れや違和感の有無、歯磨き時の出血、歯間の広がりなどを注意しましょう。
感覚的には飲食物の温度が染みたり、寝起きに口内が粘ついたりしないか、歯や歯茎に痛みがないかなどに注意を払うべきです。

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